奏作空間

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2015.02.13 Friday
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    創作日記(3)

    2010.12.03 Friday 23:15
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       一年経つのはほんまに早いっすね。思わず関西弁が出ましたが、気がつきゃもう12月に入っていました。不眠はようやく快方に向かっていますが、最近はお腹の調子がどうも悪いという。また、ある事情で今は少しばかり切羽詰まっており、なかなかすんなり年を越せそうにはありません。

       嘆いてばかりもおれんので、とりあえず書きます。今週も引き続きオリジナルキャラ論です。

       本題に入る前にですが、昨日の更新で随分昔の伏線をようやく回収することができました。正直皆さん覚えてないですよね、あの事件。おそらく忘却の彼方にあったであろうあの事件を今さら掘り返すというのは、これは少しばかり反省しています。だってあの時はこんな長い話になるとは自分でも思ってなかったもん、と言い訳させてください。

       さて本題ですが、今回はメガマス社員について書かせてください。特にメインとして取り上げたいのは社長の桝田章太郎です。

       彼の名前の由来は登場人物紹介で説明したかと思います。メガマス創始者の血統を受け継ぐ人だから「マスダ」さんです。おそらくメガマスの「マス」は人名ではないでしょうけどね。

       んで、彼についてですが設定が結構ムチャクチャなんですよね。まず年齢が37歳という、どこのITベンチャー企業の設立者だとツッコまれそうな若さです。既に世界的大企業にのし上がった会社の代表取締役など、到底まわってこないはずですよね。さらには、メガマスには会長や相談役など先代以前の社長・重役経験者の影響力は少ないという設定もあります。(これはあくまで少ないとしておきます)

       メガマスに関しては普通ならあり得ねえ設定だらけですが、そもそも彼を頂点に据えたのがすべての始まりのような気がしています。どうしてこうしたのかと言いますと、こっちの方が面白いんじゃね?と思ったからです。

       正直僕も最初は、メガマスの社長というのはむさくるしいオッサンか、神崎氏のように腹黒い人なんだろうなと想像していました。しかし、それでは新鮮味がないと思ったのです。アニメの作中のメガマスもどちらかと言えば”悪”に位置づけられるのではないかと思うのですが、そうなると一郎氏以外のメガマス社員がみんな悪く見えてしまうので、こういう爽やかな人を書きたいなというのがありました。要は、”悪”とされるメガマスとて内部では揺れてるんだということを描き、”正義”に位置するのが会社のトップならどうなるんだろう、という実験的な試みをした側面もあります。この人もある意味では主役となるわけで、こんな大会社の経営ってきれいごとじゃ済まないよね、と最近葛藤し始めた部分もあります。この人の頭痛の種は神崎氏となるわけですが、今後おふたりの絡みが出て来ると思いますので、その時は”正義”と”悪”として注目してみてください。

       他に反省しているのは、金沢支社長と空間管理室本部長の名前がないことですね。金沢支社長の場合は登場させるのに引っぱり過ぎ、もう名前はいいやとなっただけのことですが、本部長の場合は当初からメインキャストとして入れるつもりがなかったんですよね。彼はほとんど登場してはいないものの、今やそれなりに存在感があるのは、金沢支社プロジェクトチームと対立する本社の現政権保守派の中心的存在という役割を与えたからです。第2部からは水面下で彼らが激しい諜報合戦をしていることになっていますが、これも当初案になかった設定でもあります。僕はそこまで細かく計画して構想を練っているわけではなく(またそうするとこんなに長い物語を書けるはずがなく)、たまにこうした凡ミスをしてしまいますが、大目に見てやってください。ひたすらに保身に走る彼の行く末もお楽しみに。

       それでは今回はこの辺りにて。来週は第2部のキャラ達に目を向けようと思います。

       









      『電脳コイル 春』について | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

      創作日記(2)

      2010.11.27 Saturday 02:58
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         先日『電脳コイル』最終巻が届きました。アマゾンで購入したので、バッチリおまけの6年3組学級新聞も入手できました。とりあえず中身の話はまだ先に置いておくつもりです。今は人からお借りしている本がありまして、それらを読み終えてから腰を据えて『電脳コイル』に取りかかろうと思っています。6年3組学級新聞にもご丁寧にネタバレの注意書きがありましたので、読み終えるまでのお楽しみにとっておきます。

         さて、先週から分量を大幅に抑えて創作日記なるものを始めました。分量を抑えているのは本編の執筆に苦労しているしわ寄せがこっちに来たからですが、特に先週はあまりの無気力で、ものすごく覇気のない文章になったことを反省しています。(そういうのって文面で伝わるものなんでしょうか。自分の中では先週は過去最低のテンションで執筆した記憶があります)。今回は先週よりも気分がハイになっているので、沸き上がるモチベーションを存分にアピールしたいなと思っています。

         ということで、先週は『春』の登場人物の中でのお気に入りのキャラとして、コンビに的を絞ってお話しました。今週は悪役についての僕の思い入れをお聞き願おうかなと思います。

         以前コメント欄でも此花さんとやり取りをした記憶がありますが、物語を書く中で楽しい時というのは悪役を書いている時です。正義の味方とは万人に受け入れられる思想の持ち主で、悪く言えば型にはめられた存在であり、オリジナリティを出すのが非常に難しいものです。対する悪役とは、型にはまらない面白さがあって、その人の思想も思うがままに描くことができます。どこかで聞いたことがあるようなないような、悪は「ロマン」だと思います。ただしフィクションに限りますけどね。

         それでですね、現時点でこれまでのお話を通観してみて、見るからに悪者というのはオリジナルキャラでは2人います。ちなみにアニメからの登場人物も含めれば当然そこに宗助が入ります。彼も随分ご無沙汰ですが、もちろん忘れていませんよ。後々彼の出番がある、かもしれません。

         それは置いておいて、現時点で悪役に数えられるオリジナルキャラは、第一部で『黒客』の相談役として登場した三井シンヤと、もうおなじみ(ですよね)、神崎信明氏ということになります。

         シンヤの初登場は『黒客』が『コイル探偵局』との果たし合いに勝利し、廃ビルに出現したメタバグの鉱脈を押さえたところからです。ぶっちゃけると彼はその時から、『黒客』を裏切ってその鉱脈を独占しようと企んでいました。彼の行動原理は至って単純で、それはつまるところ「マネー」です。金になることしかやらんと公言しているガチャギリも、本当のところでは「情」で動く(彼の場合は必要に迫られてという部分もありますが)のに対し、完全なる現金至上主義なのがシンヤというつもりで描きました。情もへったくれもない、金のためなら旧友であるガチャギリや一時行動を共にした『黒客』メンバーのメガネを破壊するのも厭わない男です。

         映画やドラマでありがちな悪役を、小学校を卒業したての子どもにやらせたらどうなるんだろうと思っていましたが、キャラとして成功したのかどうかは定かではないです。まあ、電脳コイルの子ども達は総じて精神年齢が高いので気にはすまい。

         結局彼は廃ビル事件におけるヌル被害者第1号となり、その行いの報いを受けることになりました。彼がヌル達に襲われるシーンは個人的にもお気に入りかもしれません。どんな趣味だと言われそうですが、ヌルの襲来は凝って書きたいなと思っていて、彼のおかげで演出はうまくいったかなと個人的には思っています。その点で彼は言い噛ませ犬になってくれました。そのためお気に入りのキャラの1人です。

         そして、『春』において第一部からずーっと悪役を貫いてくれているのが神崎氏です。彼は全キャラの中でも1番のお気に入りです。何故かと言うと、自分の中で完全に人物像が出来上がっているからですね。僕は全キャラにおいてビジュアル的なモデルとなる人物を設定しているのですが、彼のモデルだけは絶対に譲れないというくらいはまり役の俳優さんがいます。誰かは言わないですけども。


         その神崎氏の内面ですが、正直誰にも考えていることがわからんというのが目指すところで、僕も煙に巻かれる時があります。それは冗談で、彼は本社社長の桝田章太郎や、”新空間プロジェクト”の真の長である金沢支社長という立場的には上にいる人物でも、平気で手玉にとることができます。登場人物の中での一番のキレ者あるいはくせ者は間違いなく彼なので、今後も彼に注目して見てください。

         それでは本日はこの辺りで。来週もオリジナルキャラについて書いていきます。


         

         

         
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        創作日記(1)

        2010.11.19 Friday 22:52
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           2週間とは案外早いものですね。ついこの間更新したところだと思っていたのですが、ついにネタを思いつくこともなく今回の更新を迎えました。ショートストーリーなら間を持たせることもできますが、どうも書く気力が起きないです。今となっては『黒客戦記』や『春 サイドストーリー』を毎週連載していたのが信じられないですね。なんなんですかね、あの頃の執筆量って。とは言うものの相変わらずの不眠症ですから、睡眠時間はあまり変わっていないんですけどね。

           というワケで、今回は無気力状態で頑張っていきたいと思います。タイトルは創作日記となっていますが、これは本来このブログのタイトルでもあり、当初目指した形に戻ろうかなという意図があります。つまりですね、「三番目のユウコ通信」のような内容を目指すということです。もう『春』もこんなところまで来てしまったわけですし、キャラへの思い入れや、こだわりのシーンなんかをそろそろ紹介していこうかなと。先述したようにネタがないわけですから、これからはこれをシリーズ化していこうかなと思います。

           今回と次回のテーマは僕のお気に入りのキャラです。個人的に書いていて楽しいキャラや、比較的うまく作れたかなと思うキャラなどを紹介することにします。

           とりあえずコイルメンバーの中では、これは何度も言ってきたようにフミエです。フミエの登場するシーンの会話では半分以上が彼女のものだと思います。特に第一部ではマシンガントークが炸裂しており、数々の場面で彼女が物語を引っ張ってくれました。しかし、サイドストーリーで学級委員になってからは、多少大人になったように思えます。意図して口数を減らしているわけではありませんが、立場的なものを考えて本人が自覚しだしたのを僕が自覚し始めたという感じです。彼女の個性が損なわれないように努めたいとは思いますが、徐々に性格が変化していくのも、彼女の成長であると捉えていただければと思います。今後はダイチとの関係も進展させていきたいなと思っていたり。

           それからこれは最新話の内容にも触れることにもなりますが、最近イサタマのコンビが定着しつつありますね。しゃべり方が似ている2人ですから、たまにどっちのセリフかわからなくなることもあるかと思いますが、そのくらい波長が合っているということでしょう。僕の中では探偵役がイサコで、助手役が玉子という位置づけです。このバランスの配合が良かったのか、この2人の会話はポンポンと浮かんできます。今後もこの2人には注目です。また、アニメのキャラ同士でまだ見ぬ相性の良さそうなコンビを模索していきたいですね。

           コンビと言えば、オリジナルキャラですが第1部からずっと続いているのが直樹と久美子です。この2人に関してはテレビドラマでありがちな関係を意識しています。とはいえ、仕事上での関係と2人とも割り切っているところがありますから、恋愛感情はおそらくないでしょうね。それでも1ヶ月は共に過ごしていますから、お互いの考えていることは言葉がなくても理解し合っている気はします。今後この関係がどうなるかは、物語が完結してからのお楽しみということになりますかね。

           というところで、今週は短いですがこの辺りにて失礼したいと思います。続きはまた来週書きます。今後はこのくらいの分量でも毎週更新していこうかなと考えている次第です。

           今回はコンビに注目しましたが、来週はそうですね。『春』における悪役達への思い入れを書いていこうかなと思っております。それでは、朝夕冷え込むので風邪にはお気をつけて。

           

           

           

           
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          『電脳コイル 春 』の主役は? 2

          2009.09.11 Friday 22:19
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             歴史的な失敗を犯してから1週間が経ちました。今週は元気に先々週の続きを書いていきたいと思います。

             先々週は、ヤサコを主役に据えるのは難しいという話をしました。それで今週はじゃあ誰がこの小説の主役なのか書いていくわけですが、みなさん大体わかりますよね。ヤサコでもない、イサコは金沢行ってしまった。残るは...そう、彼です。

             僕の小説の第一話は「メガネからの卒業」というタイトルで、ヤサコ達が小学校の卒業式を前日に控えたところから話が始まります。全体のプロローグ的な位置づけにあるお話ですが、この話を読んでいただければ誰が主役なのかすぐにわかると思います。

             お話は、小学校の卒業を期にメガネからの卒業を考えるという流れになりますが、これは小説版の影響を受けてのものですね。メガネ遊びは小学校まで。中学校に入ればクラブ活動や勉強のほうでも忙しくなってメガネにかまう時間もなくなるということで、ここでこれまでのメガネの記憶を整理したらどうかと、ヤサコ、フミエ、ハラケンはメガばあに言われます。3人はそれを受け、それぞれメガネに刻まれた記憶を振り返りますが、そこで僕はこの3人の中で、最もその整理が難しいんじゃないかと思ったのはハラケンでした。幼なじみであり、好きな人でもあったカンナを亡くしたことは、言うまでもありませんが相当なショックだったはずですよね。ましてや小学生ですし。

             そしてハラケンはある決断をします。それはカンナの事故を隠蔽したメガマス旧幹部に、カンナの遺族に対し謝罪させることでした。

             ここは僕のオリジナル設定です。その元となっているのががアニメ22話で車の中で宗助とタケルが話しているシーンなんですが、そこを一部抜き取ってみます。
            タ「本社の人が言ってた。もしまた死者が出たら、かばいきれないって。」
            宗「単なる揺さぶりだ。連中はキラバグの存在すら把握していない。」
            ここでいう死者とはカンナのことでしょう。本社の人とは前後の流れから、宗助と敵対しているメガマス社員だと思われます。宗助の狙いはメガマスの信用失墜でしたが、それに気付いて止めようとする動きがメガマス内であったようです。

             このシーンをさらに詳しく考えてみます。カンナの事故が宗助やイサコが原因となっていることは、アニメを見た方なら知ってますよね。それを敵対しているメガマスがかばうというのは矛盾しています。しかしメガマスにとってみれば、メガネが原因で人が死亡したということは表沙汰にしたくはないはずです。つまりメガマスの言う「かばう」とは、自社をかばうことでもあり、事故をメガネとは関係ないただの偶発的な事故に見せかけることにより、自社の権益を守ることだったに違いありません。宗助達を「かばう」と言っているのは、ただの恩着せにすぎないと思われます。

             となると、メガマスには事故の真実を知っていながらもみ消した勢力があったということです。もっと想像を膨らませるならば、宗助が「連中はキラバグの存在すら把握していない。」と言っているのも怪しいものだと思います。メガマスほどの大企業が、すべての真実を知らなかったというのは僕はあんまり腑に落ちませんでした。

             そんなこんなでアニメはハッピーエンドを迎えるわけですが、最後までメガマスのそのような隠蔽に関して言及されるシーンはありませんでした。もちろん僕の勝手な想像なんで、作っている側からすればそのような展開にするつもりもなかったのかもしれませんが。

             そこで僕の二次小説では、そのメガマスの隠蔽に焦点を当てていこうと思いました。それを中心にするということは、当然主役はハラケンということになります。カンナの無念をはらすために奮闘するハラケンを書いていきたいと考えています。

             ところで、僕の小説には数々の新キャラが登場するんですが、ほとんどが大人なんですね。自分でもあんまり電脳コイルっぽくないかも、と思ってるんですが。

             もちろんそれには理由があります。企業のモラル、隠蔽などをテーマにしているからには、当然そのケリをつけるのは大人だと思うからです。子どもの世界をないがしろにするような大人に、どう立ち向かっていくか。それがテーマのひとつでもあります。

             ということで、大人の中で主役をあげるとすれば、ヤサコの父、一郎ということになりますかね。決してこの小説の中で大人は脇役ではないんです。やはり子ども達のためによりよい社会を作っていく責任があるので。一郎にはそういう理想と、現実社会のはざまで葛藤するような場面がくると思います。

             これからの物語はそういう方向で進んで行く予定です。もちろんこれだけではありません。さらに複雑に、子どもの世界と大人の世界が交わって、新たなる事件が起きていきます。今後も期待してみてください。それではごきげんよう、さようなら。

             
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            『電脳コイル「春」』の主役は? 1

            2009.08.28 Friday 22:28
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               さーてさて。夏休みも残りわずか。読書感想文の宿題は、小説版『電脳コイル』について書きましょうかね。小説版『サマーウォーズ』もいいですが、「映画の感想書いてどないすんねん」と先生にツッコまれそうですから、避けた方が無難かも。

               さて今回と次回は僕の二次小説である『電脳コイル「春」』について書いていきましょう。現時点では第7話PART6までお話は進行していますが、物語としてはまだ序盤ですね。随分長いような気もしますが。この次の第8話からようやく物語が動き始めるといったところです。いつも読んでいただいてる皆様、今後ともよろしくお願いします。

               で、今回と次回の本題は、この小説の主役は誰か?といったところなんですが、「おいおい電脳コイルの主人公はヤサコだろう」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。もちろん主人公はヤサコです。ただし、主役級の活躍をするのかと言えば、うーん、どうだろうか、といった感じですね。構想の段階では。

               この小説はアニメの半年後を描いています。そしてアニメではヤサコSAGA、つまりヤサコの物語は完結したと言ってもいいでしょう。最終回でヤサコとイサコが繋がり合えたこと、それがヤサコSAGAの終幕だと僕は感じました。十分ヤサコはあの事件を通して精神的に成長できたのだと思います。

               アニメ版最終回は最後、中学生になったそれぞれのキャラクターを描き出しました。僕が今書いている場面は、時間軸で言えばあの場面より前になります。もちろんあの場面を無視することはできません。矛盾なく差し支えのないよう、しれっと僕の小説にもあの場面を挿入したいと考えていますが、とりあえず先の話なので置いておきましょう。ここで僕が言いたいのは、あの場面でわかるのはイサコは金沢に行ったきりであるということです。

               僕が今書いている場面は事件から半年後の3月の話。そして最終回の最後の場面は4月の話。必然的にヤサコとイサコは絡めないですよね。電脳コイルはヤサコとイサコを軸にした物語。しかも精神的に強くなったヤサコを物語の中でどのように成長させるのか。それらをふまえるとヤサコを主役にするのは難しかったです。

               さらに自分で書いていて言うのもおかしいですが、ヤサコがしゃべらなさすぎ。読まれていてこんな印象を持たれた方も多いと思います。と言うより難しいんですね、ヤサコにしゃべらせるのは。

               なぜかと言うと、その両脇にフミエとダイチというマシンガントークが控えているからです。僕は個人的にはヤサコよりこっちの2人の方がキャラは好きなんですよね。ヤサコファンの方には申し訳のない話ですが。小説版『電脳コイル』を読んでいても、一番ワクワクするのはこの2人がそろって登場するシーンです。おもしろいですよね、この2人の絡みは。

               さらにヤサコはいつものメンバーの中では電脳に疎い方です。となるとメガネのことで何か話し合うような場面でも、積極的に発言させられません。たいていはヤサコは聞き手にまわる方です。そんなところもヤサコがしゃべらない一因にもなっています。

               小説版みたいな一人称の語り手にすれば、ものすごく主人公らしくなるんですが。いや、小説版のヤサコはそうでなくても主人公らしい行動はとってますね。本当に危なっかしい、ハラハラドキドキさせてくれるキャラです。

               今回はヤサコを主役に据えるのは難しい、ということを書きました。次回は「じゃあ誰がこの小説の主役やねん?」ということを書いていきたいと思います。では残り少ない夏を楽しみましょう。あと選挙もね。
               
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              二次創作小説を書くにあたって

              2009.07.31 Friday 22:00
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                 一週間ぶりの更新です。これからもだいたいこのぐらいのペースで更新していくつもりです。
                 
                 今回はなぜ自分が「電脳コイル」の二次創作小説を書こうと思い立ったのか、その辺のことをつらつらと書いていきます。

                 前回、僕は「電脳コイル」が1番好きなアニメだと書きました。すべての話を見終わった後も何回も始めから見直しましたし、ことあるごとに「電脳コイル」のことが頭に浮かびました。僕は1つのことにのめり込むと、そのものにしか目がいかなくなるというか、悪く言えば視野が狭いということなんですが、とにかくそのことを考えていたいタチなんです。「電脳コイル」に出会ってから一年半以上が経ちますがいまだその熱は冷めていません。

                 しかしアニメに関しては何度も見ましたし、さすがに新鮮さや新しい発見もなくなってきて退屈になってきたのも事実でした。待て待て小説版「電脳コイル」もあるではないか、と思われる方もいるかもしれません。それはその通りで僕は小説版も大好きです。

                 ここで小説版「電脳コイル」に関しても少し触れておきます。小説版ではアニメ版で監督を務めた磯光雄氏の原案をもとに、同じ設定、同じスタートラインでまた別のストーリーを脚本家の宮村優子氏が執筆されています。現時点では第8巻まで出版されています。これがまたおもしろいんですが、小説版の感想についてはまた次回にでも書きたいと思います。アニメは見たけど小説は読んでいないという方、是非これは読んでみてください。

                 話を元に戻しますと、僕にとってはアニメの「電脳コイル」だけではもう退屈になってきたところでした。しかし小説版を何度も読み返すということをすれば、またすぐに飽きがくるだろうとも思いました。そんな折アニメの続編は製作されないらしいということをネットの噂で知ったのです。

                 そのニュースは僕にとってはショックでした。またあの個性的なメンバーで新たなる事件に挑んでほしいと思っていました。しかし心のどこかでは、続編がないということに納得している自分がいたのです。

                 そもそもアニメ「電脳コイル」の最終回を見終わった時、僕は何だか不思議な気分になりました。普通好きだったアニメやドラマが終わるときって、寂しいような虚しいような気分になると思います。「電脳コイル」の最終回でもそれは思いました。しかしそんなことが気にもならないくらい、心はすがすがしいものに満たされていました。本当にあの結末は良かったなという気持ちや、いい物語に出会えて幸せだったという気持ちが、寂しさや虚しさを吹き飛ばしたのです。僕は素人ながらにあれ以上の物語の幕切れはないんじゃないかなと思います。そのくらい「電脳コイル」はきれいに終わってくれました。あの物語を越える続編をつくるのはハードルが高いんだと思います。続編が期待はずれになってしまうと、せっかくきれいに終わったオリジナルも台無しになってしまいますから。

                 しかし僕はそうはわかってもいても、あの続きを見たいと思いました。心を通わせたヤサコとイサコにもっともっと絡んでもらいたいと思いました。そこで僕は「オフィシャルで続編がないなら、自分で作っちゃおう!」
                と決心したのです。

                 はじめは小説をWEB上にのせようとは思っていなかったのですが、やはり自分の作った物がどのくらい受け入れられるかというのは気になるもので、「小説家になろう」というサイト上で連載することにしました。すると人間の欲とはキリがないもので、今度はもっと多くの人に読んでもらいたいと思い、このようにブログまで始めたわけです。

                 今回も長文になってしまいましたが、このブログを見られた方は是非右のLinkにある「小説家になろう」にアクセスしていただき、僕の小説をのぞいてみてください。これを書くのが一応このブログの趣旨ですので。あと前回書き忘れました、小説は毎週木曜日に更新しております。まだまだお話は序盤ですが、なんとか完結まで持っていこうと思っております。長い目でお付き合いください。では今日はこのへんで。

                 
                 
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