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2015.02.13 Friday
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    2010年 総決算スペシャル

    2010.12.26 Sunday 17:13
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       メリークリスマス!!は昨日で終わりましたね。皆様はどう過ごされましたか?僕は昨日忘年会がありまして、飲んで食って騒いでおりました。いやしかし、さむい!!

       では年内最終更新ということで、今年もやります、大反省会。

       とりあえずオフィシャルの『電脳コイル』の2010年を振り返ってみますと、やはり最大のニュースは小説版の完結ということになるんでしょうね。しかしながら、未だに僕は最終巻に手がついていないという......忙しかったんです、最近。このブログも中身が薄くなっておりますが、『春』の方もいよいよストックがなくなって切羽詰まってきています。年末年始にその遅れを取り戻すつもりですが、とりあえず最終巻を取り上げるのはまだ先の話になりそうです。

       他に何か動きがあったかなと公式サイトを見てみましたが、あまり目を引くニュースはないですね。さすがにアニメの初回放送が終わって3年経って、小説版も完結して、オフィシャルではもう出尽くした感があります。うぬぼれですが、いよいよ僕達が頑張らないとなあという思いを強くしますね。僕達の小説を読んでくださる『電脳コイル』ファンの方々に、まだまだ新しい驚きを提供できることは幸せなことだと思います。

       完結というキーワードが出ましたが、果てしない物語となった『春』はいつ完結できるのか、ちょっとリアルなお話をします。現在は第22話に入ったところです。ここまでくると皆さんも想像することができると思うのですが、一応、僕の中ではアニメと合わせて全26話構成にできればと思っています。おそらく26話目はエピローグ的なお話になる予定なので比較的短く収まると思いますが、現在のペースでいくと完結は2011年の5月頃になりそうな気がしています。

       しかし困った事に、第3部に入ってから話の展開が遅くなっています。その自覚もあります。それに僕の感覚ではちょっとシリアスになりつつあるかなと。アニメでも終盤は重いお話が続きましたので、それも別に悪くはないかなと思いますけどね。でも若干後悔しているのは、イサコと大黒メンバーとの再会を、中途半端なテンションでしか書けなかったことです。状況が状況だけに、ヤサコやフミエ、ダイチ達がイサコとの再会を手放しで喜べる状態ではなかったとせざるを得ませんでした。この辺は執筆開始当初の目論見から完全に脱線しましたね。それでも一言だけ。第3部は年明け辺りの更新からまた急展開となりますので、どうぞお楽しみにしていてください。

       さてさて、僕の中でこの2010年が去年と決定的に違ったのは、共同作品に取り組んだということです。それは言わずもがなですが、現在連載中の『電脳コイル private edition <version 3.00>』と、もう随分昔のような気がしますが今年の年明け頃から連載した『電脳コイル プロローグ』の2作品です。いずれにおいても執筆を担当される此花さんとこのブログで知り合ってから、ちょうど1周年となるわけですね。そう考えると、とても素敵で濃密な1年を過ごさせてもらったと感謝しています。それはもちろん此花さんだけでなく、いつもこのブログにコメントを寄せていただいている方々のおかげでもあります。今年1年ありがとうございました、来年もまたよろしくお願いします、とこの場を借りて挨拶させていただきます。

       『プロローグ』の方はほとんどストーリーを此花さんが組み立てられたので、僕はさしたる苦労はしてないのですが、『3.00』の方はそれはそれは大変でした。いや、過去形ではないですね。現在進行形で毎週、次回更新分の原稿を読ませていただき、それに対して僕が修正ポイントを指摘させていただいたり、伏線の確認をさせていただいたり、連載開始からそういう作業を繰り返しています。もちろん、執筆者の此花さんの方が何倍も大変な思いをされているわけですから、僕がここで苦労話のように語るのもおかしいですが、『3.00』の舞台裏の紹介ということで、このようにこの物語が紡がれていることをお伝えしたかった次第です。

       ついでに『3.00』の企画が立ち上がるまでの経緯について、ちょっとぶっちゃけトークで説明しましょう。すみません此花さん。勝手ながらその時のお話をネタとして使わせていただきます。もちろん誇張はなく、ありのままをお伝えします。

       最初にこの話を此花さんからいただいたのは、『プロローグ』が完結して一息ついていたところでした。メールの日付を確認しましたが、2月の末のことです。そこに非常に短い文章で、「(『冬を〜』)の連載に余裕ができましたら、またいつか川島さんと共同の作品に取り組みたいと勝手に思っています」とあったのです。正直言うと、最初僕はこれを社交辞令かなと思っておりました。

       僕も経験があるのですが、例えば、とあるバンドマンが以前組んでいたバンドのメンバーと偶然スタジオで会ったりすると、昔話に花を咲かせた後「またなんか一緒にやろうや!」と声をかけられるのが相場です。でもこれは基本的に社交辞令で、こっちも「おおええで!それやったらまたメールしてや」と返すのが礼儀というものですよね。この会話はその場だけのものだったと安心していると、後日、相手からマジでメールが来て、状況に流されるままにバンド結成というのは、非常にありがちなパターンです。

       話が脱線しましたが、僕もそのお話をいただいた時に、本当にやるのかどうか半信半疑だったんですけど、快諾した覚えがあります。もちろん僕も、面白そうな話だけど、大変そうだなという覚悟をして返事をしました。そこからは「やる」ということで話はトントンと進んでいくことになります。『春』の第1部完結の頃、『電脳コイル』という作品をまた一から組み立てるという途方もない方針に決まったわけです。

       当初はメール交換だけでそこまで組み立てられるのか不安だったんですけど、人間やろうと思えばできるものなんですね。3ヶ月ほどの打ち合わせでようやく目処が立ったというところまでこぎつけました。僕も微力を尽くしましたが、とにかく膨大な量のアイデアや設定の整理などは此花さんに任せっきりでしたので、ほんとにもう此花さんには感謝しています。あの時の作品に対する熱意のこもった此花さんのメールの数々、皆さんにもお見せしたいですよ。

       それでは、『3.00』の方もこれからまた物語が動き出すというところなので楽しみにしていてください。と言いつつ僕が一番楽しみにしていたり。

       はい。では締めに来年2011年卯年に向けての抱負を述べたいと思います。個人的には、来年を『電脳コイル』ラストイヤーに位置づけ、この作品に対する一連の取り組みに区切りをつけるつもりです。とにかく『春』を完結させるというのが、最大の課題ですね。この物語を書き始めた最大の理由は、『電脳コイル』という作品を自分の中で終わらせたくないという思いがあったからですが、ここまでくればもうあれです。さっさと終わらせたい!!もちろんイヤになったからではありませんが、引っ張り過ぎました。ホントに。『春』さえ終わらせれば、なんの後腐れも後悔もなく、『電脳コイル』という作品から卒業できる気がします。もちろんですね、『3.00』が終わるまではしばらくは僕の取り組みも続きます。詳しくは言えないですが、『春』の完結の後、作中で非難囂々だったあの問題に決着をつけるべくスペシャル小説を書こうかなと思っていたりします。それでも来年中にはすべて終わるでしょう。目標の一つとしては、来年中に完全オリジナル小説の連載を開始するということですね。その辺も以前から色々と構想しています。

       そして新年1発目は、今年のお正月にアップして中途終了していた『電脳コイル お正月』の続きを書き上げたいと思います。年末年始に書いている時間があるのか若干の不安もありますが、とりあえず三が日のうちに更新できたらなと思います。

       それでは改めまして、今年も一年応援ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

       それでは僕はこれから最後のM-1を見ることにします。

       よいお年を!!
       



       

       
       







      挨拶・記念企画 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

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      2015.02.13 Friday 17:13
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        コメント

        どうも、川島です。

        いやあ、最近はあまり自分でも書いているなあとは思わないです。『3.00』の構想段階では毎日長文メールをやりとりしていましたし、あの時は『黒客戦記』もやっていましたからね。あの時期の執筆量が今年のハイライトかもしれません。わずかなヒマを惜しんで書いたり構想していた気がします。来年はおそらくこんなマネはできないでしょう。

        それから来年はオリジナル小説を書くと宣言しましたが、いや『春』で引退するのではないかと心配されていたなんて思いもしなかったです。もちろんそう言ってもらえるのはとても嬉しいです。「小説書き病」という言葉を使われおりますが、まったく自分も同じ症状なのだと思います。書くのが楽しくなければ、『春』もブログもここまで続いてはいなかったでしょうから。まあ、そても先のお話ですから、今は目の前のことに取り組みたいと思います。ちなみにオリジナル小説では「夏」を書きたいです。

        では此花さん。来年もどうぞよろしくお願いします。

        | 川島奏 | 2010/12/29 11:38 PM |
        こんにちは、此花です。

        そうですか。私が不躾なメールを寄越してからもう1年になりますか。いやあ、いろいろありましたね。長いような短いような、でもやはり長い! 川島さん、それに作品にご感想頂いた皆さんたちとのやり取りの故でしょう。この1年、ありがとうございました。

        『3.00』では、私は今連載がこれだけですからいいのですが、川島さんのほうは『春』、ブログに加えて『3.00』原稿チェックと、正に八面六臂ですね。本当に毎度毎度、ご迷惑をおかけしております。私の小説は分かりにくかったり変な方向に話が流れたり、読みづらいことこの上ないのですが、川島さんの的確なご意見、『3.00』のみならず、文章を書く時の態度としてものすごく役立っています。これからもどうぞ、宜しくお願いします。

        さて、今回ブログを拝読していてとても気になった一文があります。ずばり「完全オリジナルの小説連載開始」です。実は、川島さんは『春』の連載を終えたら小説執筆をやめてしまうのかな、と少し不安に思っておりました。『春』のような完成度の高い作品をものすことのできる川島さんですから、正直言って打ち止めはもったいないなと。いやあ、どんな作品が生まれるのか、今から楽しみです。
        それから、私もそれまで小説を書くなんてしたこともなかったところを『電脳コイル』に衝撃を受けて始めたのが、どうやら書く面白さにはまって、わけのわからないオリジナル短編を作ったりもしています。同病相哀れむではないですが、この「小説書き病」の同志を確認できたのも嬉しいですね。お互いますますどっぷりはまりましょう。

        それでは、本年はこれにて。良いお年を。
        | 此花耀文 | 2010/12/28 2:24 AM |

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