奏作空間

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2015.02.13 Friday
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    電脳ペットについて考えよう

    2010.01.22 Friday 22:32
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       先日ですね、このブログのネタを探すためにビデオにとってあるBSアニメ夜話を久しぶりに見直しました。そして「電脳コイルやっぱりおもしれー」で終わりました。この中で討論されていることはどれも興味深い話題ばかりですし、制作者側からの視点もあってまたこのアニメの魅力を再確認できます。

       さて今回は、これまでなぜか触れていなかった電脳ペットについて見ていきましょう。そして一番欲しいペットを僕が勝手に決めます。みなさんもどのペットが一番欲しいか考えてみてください。

       まずはヤサコのペット、デンスケです。分類イヌ。このデンスケ、ところどころで小ネタにされていて非常にけなげに感じます。長所はCドメインにアクセスできるペット、いわゆるコイルスノードであるという点。どんなひどい目に遭ってもめげないという点。そして最後までヤサコを守ろうとした忠誠心でしょうか。デンスケ関係で泣けるシーンは多々ありますが、僕の中で最も印象に残っているのはヤサコとデンスケの出会いですね。デンスケもその時は子犬でとても愛くるしいですし、結末をわかっているからこそ、ここが最も切なくなります。しかし、この後に出てくるペットに比べればデンスケは地味な存在ですね。特技はバク転ぐらいでしょうか。電脳戦を想定して作られたペットじゃないですし、しょうがないですかね。

       次にフミエのペット、いや、しもべのオヤジ。分類ヒト。ビジュアル部門では色んな意味でNo.1になると思われるその強烈なルックス。長所は古い空間に強いという点。電脳探偵であるフミエが行方不明のペットを探す時には欠かせない存在です。まさに大黒市仕様。小説版では監視カメラの役割も果たしますが、アニメでその機能はないみたいです。このオヤジで泣ける場面は...ないですね。おそらく全電脳ペットの中で最も頭が良いのではと思います。一応”ヒト”ですし。しかしこのオヤジ出所はどこなのでしょうか?これ他の電脳ペットと同様に売られているとも思えないですし、そうすると人身売買になりますしね。僕はフミエがどこかのブラックマーケットから仕入れたものだと勝手に思っております。

       続いてアキラのペット、ミゼット。分類ネコ。これはタケルと宗助も持っていますね。どちらのものかは定かではありませんが。長所はビデオカメラ、悪く言うと盗撮機能を持っている点に尽きるでしょう。このミゼットが出回っている時点で大黒市の混沌が想像できます。とても教育テレビのキャラクターとは思えない。あれで宗助がデヘヘなことをしていれば完全にアウトなアニメとなっていました。しかしこのミゼットに探偵業などをやらせれば、有効的に使える可能性はありますね。コナン君涙目。ちなみに道ばたで他のミゼットと出会えば耳でジャンケンをする設定のようですが、正直いらないです。多分みんなそれがしたくてミゼット買いませんよね。

       お次はイサコのペット、モジョ。分類マリモ。ウソです、知りません。僕は勝手にマリモだと思っています。実際のところ何なんでしょうねあれは。長所はオールマイティさ。さすがイサコのペットだけあって色んな芸を持っています。しかも数で勝負してくる厄介者。わかっているだけでその機能は、まずスパイ活動の基本である索敵機能。これでまずイサコはヤサコの家を特定します。そしてミゼット同様盗撮機能。そして録音機能。これによりヤサコの家の音声鍵をこじあけます。そして電脳ペットを連れ去る誘拐機能。敵を文字化けさせる攻撃機能。敵がいた時にはブザーで仲間に知らせることができ連携も抜群。他にもあったかなあ。ありましたらご一報ください。このモジョに関してもオヤジ同様普通のペットのようには売っていないでしょうね。イサコ自身も普通のペットではないと言っていますし。ならあれはどこから調達したものなんでしょうか。宗助が与えた?もしくは宗助とつながる旧コイルス社の技術者が作った?なんであんないっぱいいるのかも含めて、謎の多い存在です。

       次はトメさんのペットのマンタ。分類ハムスター。長所はトメさんの秘密を握っていること。第7話だけに出て来たちょい役。ハムスターのくせに妙にでかいと思うのは僕だけでしょうか。正直かわいくないです。しかしこの話の最後のフミエの関西弁のツッコミが忘れられない。また、なんであんな年寄りが電脳ペットを飼っているのか少し謎。メガばあのススメでしょうかね。

       次行ってみましょう。ハラケンと玉子のペット、サッチー。分類サーチマトン。名付け親は一郎。長所は圧倒的な破壊力。すべての電脳ペットの頂点に君臨する存在。天敵はイサコと2.0。これペットなのか微妙ですが、ハラケンははっきりオバちゃんのペットだと認めています。しかもこれが最大5体出現します。名前はポチ、タマ、チビ、コロ、ミケ。おそらく全ペットの中でも最もコストの高いペットでしょう。なので普通の人が飼うことはできません。イサコにはデクノボウと言われてしまいますが、それでもその力は群を抜いています。それでもサッチー1機vsモジョ6匹なら良い勝負をしそうな気もしますね。

       次はダイチのペット、イリーガル金魚。分類イリーガル。長所は水のような古い空間を増殖させ、自らも成長すること。存在自体がサイバーテロです。好物はテクスチャー。特に赤いのがお気に入り。逆に黒いのが大嫌い。サッチーですらこの金魚の古い空間に入ってしまえば自由に身動きがとれなくなり、あとは食べられるしかないという脅威の能力。そのため玉子を震撼させた。俗にβ型イリーガルと呼ばれ、メタバグを蓄積し凝縮することがない。そのためイサコの興味は引かれなかった。メガばあの作り出したメタタグにより古い空間ごと消滅させられ、最後はサッチーにフォーマットされるという悲しい運命をたどる。

       最後はデンパのペット、クビナガです。分類イリーガル。長所は大きくて迫力があること。しかしそういうことよりも、とにかくかわいそうというのが印象。このクビナガは1人ぼっちなんですよね。仲間には先立たれてしまって。だからデンパという友達がいてくれて彼はうれしかったでしょうね。しかし彼の体は違法にサーバーを占拠しているから、常に体の一部が削除されています。その痛みからか時折、大きな鳴き声を発します。しかしそんな時デンパがそばにいてくれたから、彼は痛みにも、そして寂しさにも耐えられたのではないでしょうか。悲しくなりますので、この先のことは割愛させていただきます。

       さあ!さあ!これで出て来た電脳ペットは出そろいましたかね。ヒゲは電脳ペットじゃないのかですって?あれは言ってみたらみんなのペットってことになりましょうか。しかしあれは文明を持っている高い知能の生き物なので、ペットとは違うと思います。後はカンナのペット、クロエですか。クロエは写真とイリーガルとなった姿はできますが、それだけではどんなペットだったのかわかりかねますので今回はパスしました。初回に出てくるヘップバーンも、小説では山田幸乃のペットという設定ですが、アニメでは誰のペットかわからないので出していません。

       では、この中で1番欲しいペットというと、そりゃあビデオカメラ機能を持つミゼットかモジョですよ。でもこんなこと言うと好感度下がってしまうので、僕はサッチーということにしておきます。こいつを使ってね、社会の歪みをフォーマットしてやりたいですよ。ウソの収支報告書出す人とか、いい歳こいてマミーに何億のお小遣いをもらっている人とか、1回頭の中フォーマットして、1から出直してもらいたいものですな。あんまりネットで過激なこと言うとまずいので、今日はこの辺で。バイチャ/
       
        
      『電脳コイル』キャラクター論 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |

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      2015.02.13 Friday 22:32
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        コメント

        どうも、川島です。

        此花さん。サッチーがかわいいとは、なんともそれは独特の感性ですね。僕はペットというよりも機械という感じがして、かわいいと思う対象にも入っていませんでした。だから小説の玉子の心情もあまり理解できなかったです。感じ方というのは、本当に人それぞれなんですね。
        | 川島奏 | 2010/01/29 11:03 PM |
        こんにちは、此花です。

        大家さんの犬に懐かれるとはうらやましい環境ですね。私も実家にいた頃は犬を飼っていまして、多分かなりの犬好きです。デンスケが好きでミゼットがいまいちなのもその辺の影響かもしれません。

        あと自分でも意外なのが、この頃どうもサッチーが見れば見るほどかわいいんですね。最近までそんなふうに感じたことはなかったんですが、最近第2話を見直したらその元気な姿に覚えず頬が緩んでしまいました。サッチーがあの企画書のサンショウウオの化け物みたいなデザインのままでなくてよかったです。ではまた後日。
        | 此花耀文 | 2010/01/27 1:09 AM |
        どうも、川島です。

        なるほどですね。言われてみればオヤジと宏文ってそっくりですね。なのでメガばあの作品だというのは説得力がありますね。フミエは「メガシ屋には売ってないわ」と言っていたので、メガばあの作ったペットとは思っていなかったですが、そちらの方が可能性としては高い気がしますね。

        それから僕は実際にペットは飼ったことはないですが、デンスケの話はメチャクチャ泣けますね。僕でもこれですから、ペットを飼ったことのある方には、たまらなく感動的なシーンなんでしょうね。僕はダイチのように金魚しか飼ったことがありません。でも最近、僕の住んでいる部屋の大家さんの飼い犬にえらくなつかれています。ソイツを見ていると、ペット欲しいなあとしみじみ感じます。

        それでは。
        | 川島奏 | 2010/01/24 11:08 PM |
        こんにちは、此花です。

        電脳ペット、何がほしいかと言うとまあ色々微妙ですが、一番好きなペットと聞かれたらこれはデンスケで決まりですね。
        個人的な話をしますと、私は本放送の時に『電脳コイル』をほとんど見ておらず、昨年になってDVDで見たクチなんですが、本放送第2話の最後の5分だけは偶然見た覚えがあります。京子に落書きされてひどいことになったデンスケがモジョから逃げ回るシーンだったんですが、その時は「なんじゃこの不細工な犬?は。もちっとましなデザインはなかったんかい」とくらいにしか考えておりませんでした。それがまあ2年半後に最終話の例のシーンで号泣することになるとは、人生は数奇であるとしか言いようがありません。今でも「さよならが言えたよ」の台詞を思い出すだけで涙が……。

        第2位はオヤジかモジョか迷うところですが、僅差でオヤジです。
        しかし川島さんも書かれたとおりオヤジってどうやって作られたんでしょうね。市販のペットにしたらあまりにもデザインがあれですし、コイルの謎の1つです。
        もしかするとオヤジの開発者はメガばあとか…… イサコの事件で夫、宏文を失ったメガばあは悲しみをいやすため、宏文の容貌を象ったペットマトンを作り上げます。ところがつい悪乗りしてしまった結果、出来上がったのは輪郭こそ似ているものの全体として珍奇としかいいようのないオートマトン。こんなのと散歩してたら人格を疑われてしまうわいと考えたメガばあは長くオヤジを隠し部屋に幽閉していましたが、ヤサコたちが越してくる日が近付き、このままではオヤジの存在がばれてしまうと焦ります。折しもペットを失って悲しむフミエを見たメガばあ、これはいい厄介払い、でなく人助けじゃとばかりにフミエに言い含めてオヤジを引き取らせてしまうのでした。
        と話が脱線しましたがそれくらいオヤジって個性的ですよね。

        さて第3位がモジョになりますが、モジョはイサコとの関係がいいと思います。第3話でモジョは数匹サッチーに削除されてしまうのですが、それを見たイサコは「役立たずめ」とののしるだけで何ら動揺を見せていません。ところが第21話で2.0に消されかけたモジョをイサコは慌てて助け、第22話ではいたわりの言葉をかけています。この辺、イサコの精神面での成長をうかがわせていいシーンだと思います。

        私事と妄想ばかりで恐縮でした。本日はこの辺で。
        | 此花耀文 | 2010/01/24 8:39 PM |

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