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2015.02.13 Friday
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    2012年 新年挨拶

    2012.01.08 Sunday 22:11
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        だいぶ遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。川島奏です。

       お正月はいかがお過ごしでしたか。僕は創作のことを忘れて飲んだ暮れたり、読書などして過ごしていました。

       今年は元日から初詣に行きましたが、やはりすごい人手でしたね。日本最古の神社と呼ばれる奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)というところまで足を伸ばしましたが、人が多過ぎて観光気分は萎えて、お賽銭を投げておみくじを引いて帰りました。そのおみくじは「中吉」でしたが、それよりもおみくじを担当していた巫女さんがものすごくかわいい人だったので、今年はなんか良い1年になる予感がしています。

       とまあ、2012年も始まっちまったわけですが、個人的な話をすると、今年は僕は年男で、そして本厄にあたることになります。厄払いとか行った方がいいのでしょうか。これも初詣と同じで、ほとんど自分の気持ちの問題だと思うんですけどね。

       創作の話をしますと、現在執筆中の新作をもって、この2012年にはさすがに僕の『電脳コイル』への取り組みも終わるかなと考えています。『3.00』もそうですが、これも去年の年末に書きましたので繰り返さなくてもいいですね。

       当ブログでも最近は新作の話ばかりしていますが、こちらは組み上げたり解体したりしながらスッキリとした形にまとめようと考えているので、具体的な予告もまだ出せないんですよね。本当に自分の中で完成形が見えるまで、しばらくは執筆状況の報告も控えようかなとも考えています。

       するとここで書くことがないので、しばらくは「川島の本棚」のような自分の読んだ本の紹介ばかりになりそうです。最近、手に取ってみた本が個人的に「当たり」だったことが多くて、今後はそれらを取り上げていきたいと思います。

       今日はせっかくなので、2011年に僕が読んだ本の中でも衝撃的だった1冊を紹介して締めることにします。


       
       高野和明『ジェノサイド』 角川書店













       











       ハードカバーになりますが、文庫化を待たずして今読んでも決して損はしない一品。評判が非常に高く、ハリウッドを凌ぐ超弩級エンタメ小説と称されるほど壮大な物語は、人類絶滅の要因を列挙した「ハイズマンレポート」という論文を巡って展開する。宇宙規模の災害、地球規模の環境の変化(磁場の変化)、核戦争、疫病などの様々な人類絶滅の要因の中にあった、人類の進化という項目。ホワイトハウスは、この地球上で新人類が誕生したという情報を掴んで、密かに策動を始める。ミッションの真相を知らされずに、ホワイトハウスの密命を帯びる民間軍事会社の傭兵。そして、日本で創薬化学を学ぶごく普通の大学院生。交わるはずのないこの3者が交錯する時、新人類と現生人類の戦いが幕を開ける。

       物語の根底にあるテーマは、人類の業の深さだと思います。『ジェノサイド』というタイトル通り、この作品の中ではおびただしいほどの血が流れますが、それは決してフィクションではなく、現実としても起こっていることなのだという意味では単なる娯楽作品ではありません。

       物語としては大ボリュームで非常に読み応えがあり、それでいて終盤にはどんでん返しが仕込まれていて、とても巧緻な構成になっています。純粋に物語を楽しみながら、そして1度立ち止まって、自分が今立っている世界の現実に思いを馳せてみるのも良いと思います。

       
       それでは、今年もこんな感じでお付き合いいただければと思います。











      挨拶・記念企画 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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      2015.02.13 Friday 22:11
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